まずは孵卵器に入れておけば基本的にほったらかしです。 ただ、自作孵卵器だったり私のように冷温庫を使う場合、自動転卵機でも無い限り 手動で転卵をしなければなりません。 転卵とは何ぞや?という方へ 転卵とは、その名の通り卵を転がすことです。 卵はそのまま置いておくと雛の栄養分である黄身や核(栄養を吸収して雛になるもの)が 下方に偏ってしまいます。 ゆで卵を作る時、箸で適度に転がしておかないと綺麗に黄身が真ん中になりませんよね? そんな感じです(変な例えですみません・・・) コロコロ転がして、卵の中身=未来の雛が卵の中で偏って窮屈にならないようにしてあげましょう。 適度に転がしておかないと奇形等の原因になってしまうかもしれません。 転卵については色々な説を聞きました。 1時間置きにした方が良いという意見から、6時間くらいなら大丈夫という意見まで。 ちなみにリトルママという小型孵卵器の場合、1時間置きで自動転卵をしているようです。 とりあえず目標としては1〜2時間に1回。 夜などは6時間以上間が開かないように、というスタンスでやっていました。 8時間以上眠ってしまいそうな時は一応夜中に1回起きてコロコロ〜と。 また、検卵(有精卵かどうかチェックする)は行いませんでした。 正確に言うと「試みたが挫折した」です。 暗い所でライトを当てると血管が見えるとか聞きますが、まったく見えなかったので。 あんまり何度もチェックして卵が冷えてしまうのも怖かったですし。 何せ2cmあるかないかくらいの小さな卵です。あっという間に冷えます。 あくまでも個人的な思い込みですが、親鳥が餌や水飲みなどで卵からやむを得ず離れるような時間以上卵を外に出す事はしないように、を心がけていました。 そして15日目に転卵は止めます。 この頃になると雛は既に形が完全に近いものになっており、肺呼吸に切り替えているとか。 その時にゴロンゴロン転がすと最後の成長がうまくいかなくなってしまいます。 邪魔しちゃいけません。そっとしておいてあげましょう。 |