孵化後色々(17日目〜20日目くらいまで)

孵化したといってもすぐに移動させてはいけません。
最低でも羽が乾くまではそのまま孵卵器(冷温庫)の中に待機です。
その間に育雛プラケースの準備をしていました。
育雛器の準備が整い、雛たちの羽が乾いた約5時間後、移動開始。
(半日〜1日は入れておいた方が良いとか書かれている場所もありますが、夜の移動だと
気温に少々不安があったため少し早めに移動させました)

生まれて数時間だというのによく動きます。
1羽は冷温庫から飛び降りました(汗)

何とか移動完了。雛も人間も疲れました・・・


移動直後写真。まだ少しわたわたしています。


移動した日(孵化日)夜の写真。疲れてますな(笑)

孵化していない卵は2つありました。
その後数日様子を見ましたが、この2つは孵化する事はありませんでした。
この事については別記にて。

雛たちは孵化直後から丸1日くらいは卵にいた頃の栄養が残っているので
餌は殆ど食べません。ウンチも殆どしません。
ただ、卵からの栄養が無くなるとすごい勢いでエサを食べ始めます。
容器も小さなものを使用しなければならなかったため、1日に何度追加したことか(笑)
同様に水もこまめな追加が必要になります。
無くなるとケースをコンコン叩いて要求してきます。完全に給仕&掃除係です。
そして食べる量が増えた分、ウンチも物凄いペースでどんどん床を埋め尽くしていきました。
何せ9羽もの大所帯です。1羽が2回したとしても×9で18個・・・

あと、上の写真では床に新聞紙を敷いていますが、これはあまり良くないそうですorz
ツルツル滑り、うまく歩けないそうです。
ペローシス(開脚障害でうまく歩けない)の子もうまく進めずにズルズルさせてしまっていました。
反省・・・
タオルなども輪の部分に足を取られてしまいます。
キッチンペーパーなど、少し凸凹のある紙などを敷いてあげましょう。


とにかく水と餌のこまめな補給、そして保温に徹すること。
これで我が家は孵化後1羽も欠けることなく無事に成鳥まで育てることができました。
これは勿論自分の努力もありますが、奇跡に近い部分もあったと思っています。

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