孵化したといってもすぐに移動させてはいけません。 最低でも羽が乾くまではそのまま孵卵器(冷温庫)の中に待機です。 その間に育雛プラケースの準備をしていました。 育雛器の準備が整い、雛たちの羽が乾いた約5時間後、移動開始。 (半日〜1日は入れておいた方が良いとか書かれている場所もありますが、夜の移動だと 気温に少々不安があったため少し早めに移動させました) 生まれて数時間だというのによく動きます。 1羽は冷温庫から飛び降りました(汗) 何とか移動完了。雛も人間も疲れました・・・ 移動直後写真。まだ少しわたわたしています。 移動した日(孵化日)夜の写真。疲れてますな(笑) 孵化していない卵は2つありました。 その後数日様子を見ましたが、この2つは孵化する事はありませんでした。 この事については別記にて。 雛たちは孵化直後から丸1日くらいは卵にいた頃の栄養が残っているので 餌は殆ど食べません。ウンチも殆どしません。 ただ、卵からの栄養が無くなるとすごい勢いでエサを食べ始めます。 容器も小さなものを使用しなければならなかったため、1日に何度追加したことか(笑) 同様に水もこまめな追加が必要になります。 無くなるとケースをコンコン叩いて要求してきます。完全に給仕&掃除係です。 そして食べる量が増えた分、ウンチも物凄いペースでどんどん床を埋め尽くしていきました。 何せ9羽もの大所帯です。1羽が2回したとしても×9で18個・・・ あと、上の写真では床に新聞紙を敷いていますが、これはあまり良くないそうですorz ツルツル滑り、うまく歩けないそうです。 ペローシス(開脚障害でうまく歩けない)の子もうまく進めずにズルズルさせてしまっていました。 反省・・・ タオルなども輪の部分に足を取られてしまいます。 キッチンペーパーなど、少し凸凹のある紙などを敷いてあげましょう。 とにかく水と餌のこまめな補給、そして保温に徹すること。 これで我が家は孵化後1羽も欠けることなく無事に成鳥まで育てることができました。 これは勿論自分の努力もありますが、奇跡に近い部分もあったと思っています。 |