これから人工孵化に挑戦しようと考えている方へ

このサイトは私「みことん」が2008年10月から11月にかけての間ヒメウズラの人工孵化に
挑戦した際の記録を記録している場所です。

皆さんは、人工孵化にどのような印象を持たれていますか?

生まれたての雛に会える!
誕生の瞬間に立ち会える!
刷り込みで良く馴れる!

恐らくこのような印象を持たれているのではないでしょうか?
ちなみに私もそう思った一人です。

ただ、少しだけ考えてみてください。
卵ということは、孵化するまでどのような子が生まれるのかわからないのです。

ペットショップやブリーダーさんの所に行けば、たとえば犬だったら
「白いチワワのメスが欲しい!」
と言えばその条件に合った子を迎えることができます。
自宅で孵化させる場合、それができません。
両親の羽色がわかっていれば色はある程度の予想が可能です。
ただ、希望する色が必ず生まれるとは限りません。
性別も選べません。
必ずしも健康な子が生まれるという保証もありません。

もしあなたが「この色のメスが欲しい!」と思っていて、3羽孵化したとします。
1羽は希望とは違う色のメスでした。
1羽は希望する色のオスでした。
残りの1羽は希望する色のメスですが、障害を持って生まれてきました。
このような場合、あなたはどうしますか?

生まれてくる命全てに責任を負うこと。
生まれてきた子全てに愛情を注ぐこと。
あなたにはできますか?

脅しているわけではありません。気を悪くさせたらすみません。
ただ、予想している以上に孵化途中の卵というものはとてもデリケートです。
ちょっとした不注意で様々な事態を引き起こします。
その辺も包み隠さず載せていますので、それでも孵化したい!雛に会いたい!
そのような方に少しでも参考にしていただけたらと思います。

勿論、孵化の瞬間に立ち会えることはこの上ない感動です。
私は孵化の瞬間は見逃してしまったのですが、当時3歳の娘と一緒に指折り数えて
迎えたその日の感動は今でも鮮明に思い出せます。
この感動を是非体験していただきたいと思っております。


生後2日目のシナモンの雛です。1円玉と比較してもこんな小さいです(^^)
この画像はとても好評で、種卵の入手元であるトリリオン本舗さんでも
ちょくちょく使っていただいております。

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